子どもの骨折率が増加していますが、これは家の外で筋肉トレーニングをすることで改善させることができます。子どもの骨折率が高くなった理由はいくつか考えられますが、もっとも大きな要因は運動不足です。

〜筋肉を鍛えて骨も丈夫に!〜

子どもは本来、屋外で元気に遊ぶものです。そうして遊ぶことが運動になり、筋肉を鍛え、骨を丈夫にしていたのです。
でも、運動をするとなぜ骨は丈夫になるのでしょうか?
運動によって骨に力がかかると、骨に弱いマイナスの電気が発生し、それによってカルシウムが骨に呼び寄せられるからなのです。
また、運動をすると血行がよくなるとともに体温が上がります。すると骨をつくる細胞の働きがよくなるので、さらに骨密度の高い丈夫な骨がつくられやすくなります。
つまり、運動は2重に骨を強くする効果があるということです。
これとは逆に運動が足りないと、骨が丈夫になりにくいうえ、筋肉や反射神経の発達が悪くなるため、体のバランスを崩しやすくなり、転んだときに受け身が取りづらく骨折しやすくなります。
他にも偏った食生活や、女子の場合は不必要なダイエットによって、骨密度が低下してしまうことも、骨折する子どもが増えている大きな要因の1つとなっています。
このように、子どもの骨折率が増加しているのにはいくつもの要因があるのですが、中でも大きな問題だと思っているのは、子どもが家の外で過ごす時間が短くなっている事です。
近頃の子どもの遊びは、テレビゲームやパソコンなど室内でするものが多く、子どもが屋外にいる時間は、昔と比べるとずっと短くなっています。
実は、子どもの骨がもろくなっていることは、子どもが外で遊ばなくなっている事と、大きく関係しているのです。なぜなら、骨を成長させて丈夫な体をつくるためには、紫外線に当たることが絶対に必要だからです。
そもそも、骨がもろくなるのは、骨の中に蓄えられているカルシウムが血液の中に溶け出してしまうことが原因です。
人間の体は、血液の中に常に一定量のカルシウムを必要としています。そのため、血液中のカルシウム量が低下すると、足りない分を体の他の場所から補充します。このとき、食事などで充分なカルシウムが補われていればよいのですが、カルシウムの摂取が足りないと、体は副甲状腺ホルモンを介し、骨を溶かすことでカルシウムを補充するのです。
骨がもろくなるのは、血液中のカルシウム濃度を正常値に保つために、骨からカルシウムが奪われる事が繰り返された結果なのです。
反対に骨が丈夫になるのは、血中カルシウム濃度が一定以上になり、余分が骨に蓄えられたときです。
骨を丈夫にするために、小魚や海草などカルシウムを多く含んだ食事が勧められるのはこのためです。

〜女性はもっと紫外線に当たりましょう〜

でも、ここには1つの問題があります。
それは、カルシウムというのは、いくら食事で摂っても、それだけでは血中カルシウム濃度があまり上がらないということです。
食事に含まれるカルシウムが腸から吸収され、血液に取り込まれるためには、「活性化されたビタミンD」が必要です。さらに活性型ビタミンDは、血中カルシウムが骨に定着するのにも必要となります。
ここで注意していただきたいのは、ただのビタミンDではなく、「活性化されたビタミンD」でなければダメだということです。
ビタミンDは食事やサプリメントで摂ることができますが、それらはすべて不活性なビタミンDです。カルシウムの吸収をするためには、この不活性のビタミンDを体の中で活性化させなければいけないのですが、この活性化に必要不可欠なのが「紫外線」なのです。
つまり、いくらカルシウムの豊富な食事をしても、陽に当たらなければビタミンDが活性化しないので、せっかくカルシウムの豊富な食事をしても骨は丈夫にはならないということです。
丈夫にならないどころか、腸から吸収されないカルシウムはそのまま体外に排出されてしまうため、カルシウムの豊富な食事をしても、血中カルシウム濃度が上がらず、正常値を保たなければならない体は、結局骨を溶かしてカルシウムを補充しなければならなくなり、骨がどんどんスカスカになっていってしまうのです。
ですから成長期の子どもは、できるだけ屋外で元気に遊ばせることが、健康な体をつくるためにとても大切なのです。
子どもの骨折について述べてきましたが、これは大人にも当てはまることです。
特に女性は、成長期の子どもと同じくらい、充分な紫外線が必要です。
女性はホルモンの関係から、更年期になると男性よりも骨粗しょう症になりやすいので、それを防ぐためにも、若い時から充分陽に当たり、強い骨をつくっておくことが必要です。
女性はシミができるといって、紫外線に当たることを極端に嫌う人が多いのですが、どれほど美しい肌をしていても、骨が弱くなって杖を使わなければ歩けないようでは台なしです。
いくらカルシウムを摂っても、ジムなど室内だけでトレーニングをしていたのでは骨は丈夫にはなりません。
骨を丈夫にするには、カルシウムとビタミンDの豊富な食事をするとともに、戸外で陽を浴びながら運動をすることが必要なのです。
どうしても日焼けやシミが気になるという方は、サングラスをかけたり、帽子をかぶるなど気になる部分のUVケアをしてください。その状態でも陽に当たれば、ビタミンDを活性化させることは充分にできます。

〜冷え性を防ぐ理想の生活習慣(^^♪〜

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