冷え性対策~生ジュースを飲んで!~

生ジュースのデトックス効果

冷え性の対策の1つとしては、リんごとにんじんを入れた生ジュースを毎朝飲むことで、高いデトックス効果と免疫力を高めることができます。

~ジューサーでつくれば生ジュースは簡単!~

ウォーキングが終わったら、朝食をとります。
朝食のメニューは、これでなければならないということはありませんが、できるだけ新鮮なフルーツと野菜を摂っていけたらなと思います。
ただ、特に独身男性などは朝から果物をむいたり、野菜サラダをつくったりするのは面倒くさくてなかなか長続きしませんよね。そこで、お勤めなのは、果物と野菜のミックスジュースです。
野菜も果物も、そのとき手に入るフレッシュなものなら何でも結構です。
種類は多いほうがよいので、いろいろな野菜を15~20種類ぐらいまとめて買っておいて、飲む直前にジューサーでつくります。
これなら簡単なので、無精な人でも毎朝実践できています。料理の心得のない男性でも簡単につくることができます。
入れるのは緑黄色野菜を中心に、綺麗に洗い、皮もむかずに入れます。ほうれん草のようなアクのあるものでも、少量ならそのまま生で入れても大丈夫です。
果物も野菜も、フレッシュなものであることに越したことはありませんが、値段が高い時期や、忙しくて買い物に行けないときなどは、冷凍のものを使ってもかまいません。大切なのは、毎日続けることです。
ただ、毎日必ず入れてほしいものもあります。
それは「りんご」と「にんじん」です。
りんごは半個、にんじんは小さいものなら1本、大きなものなら半本程度入れてください。
りんごとにんじんは、他の野菜と相性がいいので、この2つが少し多めに入ってい ると、大体あとはどんな野菜が入ってもおいしく飲むことができます。
りんごとにんじんをお勧めする理由は、味だけではありません。りんごとにんじんという組み合わせは、実はアンチエイジングの世界では、高いデトックス効果と免疫力を高める効果があることで、注目を浴びている組み合わせなのです。
実際、スイスで難病治療を行っているベンナー病院では、食事療法の中心に毎朝のにんじん&りんごジュースを掲げて、治療実績を上げているといいます。
これらの組み合わせが免疫力を高めるのは、恐らく腸内細菌のバランスを整えるからだと考えられます。特に小腸には免疫に関わる細胞があるので、腸内バランスが整うことによって、その細胞が活性化し、結果的に免疫力が高まるのだと思います。
エネルギーの過剰摂取をすると体調によくないので、朝食はこのジュースを200~300ミリリットル程度飲むだけです。ダイエットをしている人も、朝食をこのジュースにすると、胃腸が休まるうえ、デトックス効果も高まるのでダイエット効果によい影響が表れます。
もし、ジュースだけではお腹が空いて我慢できないという人は、ジュースを飲んだあと、軽めの食事をとってもいいでしょう。
食事をとるときに注意していただきたいのは、時間をかけてよく噛んで食べることです。
食事は本来、副交感神経を刺激するものですが、交感神経過緊張タイプの人は、仕事が忙しい人が多いこともあり、食事に時間をかけない人がとても多いのです。
なかにはおにぎりを、仕事をしながらかじって、食事は5分で終わりという人がいますが、まさに最悪の食習慣です。 食事は最低でも1日30回は噛んで、時間も30分ぐらいはかけるようにしてください。これは昼食でも夕食でも同じです。よく噛むことは胃腸への負担を減らすことにもつながるので、健康維持に大きく貢献します。

~夕食後は4時間空けて寝ましょう!~

日本の食卓は、ここ30年程で大きく変わりしました。
豊かになったのはよいことですが、朝・昼・晩と3食出されたものをすべて食べ切っていたら、メタボリックーシンドロームや糖尿病のリスクが高まってしまうというのが現実です。そういう意味では、1日のうちの朝か夜、どちらか1食を先ほど話した生ジュースにするというのは、健康を維持するうえで効果的な方法といえます。
食事についてもっとも気をつけたいのは、夜寝る前の4時間は何も食べ ないようにすることです。なぜなら、胃にものが残っているような状態で寝てしまうと、成長ホルモンが出なくなってしまうからです。
成長ホルモンは、運動、特に筋肉トレーニングをすると分泌されます。実は毎日出る時間帯があります。それは、就寝後30分です。
昔から寝る子は育つといいますが、実際、よく眠る子どもはそれだけ成長ホルモンの分泌が高まるので、骨や筋肉の成長がよくなるのです。
この睡眠中の成長ホルモンがきちんと出るためには、1つの条件があります。それが「空腹」なのです。
成長ホルモンには、脂肪を分解する働きがありますが、寝ている間に成長ホルモンが出ると、この「脂肪分解」が促進され、脂肪が燃焼されやすい状態、つまり痩せやすい状態になります。こうした働きを「カタボリズム(異化作用)」といいます。
寝ている間にしっかり成長ホルモンが分泌され、脂肪が分解されていれば、朝のウォーキング(有酸素運動)で分解されていた脂肪がエネルギーとして燃焼されます。
ところが、胃にものが残っている状態、つまり食後4時間以内に寝てしまうと、出るはずの成長ホルモンが出なくなってしまうのです。
成長ホルモンが出ないと、食べたもののエネルギーは分解されるどころか、中性脂肪として体内に蓄積されてしまいます。こうした働きを「アナボリズム(同化作用)」といいます。
空腹で寝る→成長ホルモン分泌→カタボリズム→脂肪分解→やせる
満腹で寝る→成長ホルモン不出→アナボリズム→中性脂肪増加→太る
胃にものが残ったまま寝ると、翌朝せっかく有酸素運動をしても、脂肪の分解から始めなければならないので、脂肪の燃焼率はぐっと低くなってしまいます。つまり、運動効率が低下してしまうというわけです。
必ず夕食後4時間以上経って、空腹状態になってから寝るようにしましょう。
「理想の1日」では、起床時間から逆算して、就寝時間を夜の10時と決めました。そこからまた4時間空けるとなると、夕食は6時には終わっていないといけないということになります。
これは一般のサラリーマンにはなかなか厳しいスケジュールです。通勤時間が1時間近くかかる人も都心では珍しくありません。そういう方は5時に仕事を切り上げても、夜自宅に着くともう6時を回ってしまいます。
仕事が終わった時点で夕食を済ませ、それから帰宅するという方法もありますが、毎日外食やお弁当にするのも大変なので、夕食を生ジュースにするというのもよい方法です。生ジュースなら、消化するまでに4時間もかからないので、飲んでから2時間ぐらい経てば、空腹状態で休むことができます。
どんな方法でも構わないので、夜寝るときは、空腹状態で寝るのが健康のためにはよいのだということだけは、しっかり覚えておきましょう。

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